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守れるデリバリーの月予算の立て方

ゼロから始めるデリバリー予算は、最初のしんどい金曜日までしかもちません。効くのは、今使っている金額から出発して、続けられる分だけ削り、月の上限を週の上限に変えることです。その方法を数字つきで紹介します。

なぜ多くの上限は失敗するのか

いちばん多い失敗は、上限を「正しそうな金額」で決めて、自分の実際の使い方で決めないことです。「デリバリーは月1万円まで」は、実は月36,000円使っているとわかるまでは妥当に聞こえます。一気に7割削るのは予算ではなく極端なダイエットで、たいてい同じ終わり方をします。

二つめの失敗は、月単位でしか考えないことです。月の上限は、火曜の夜の判断を導くには抽象的すぎます。超えたと気づくのは20日を過ぎてからで、そのときにはもう打つ手がありません。上限は、頭が追える単位にしておく必要があります。週、あるいは日です。

ステップ1: 出発点の金額を知る

先月デリバリーにいくら使ったかを、配達料や手数料もふくめて、アプリの履歴とカードの明細から足します。今それをしたくなければ、デリバリー代の計算ツールで見積もりましょう。週に何回頼むか、1回いくらか、の二つだけです。

それが出発点です。良い悪いの判断はいりません。回数によって同じ1回の金額が月いくらに化けるかは、デリバリー代は月いくら?で計算例を紹介しています。

ステップ2: 全部ではなく、一部を削る

金額がわかったら、それより小さいけれど、今の自分と地続きの上限を決めます。最初の月は25%から35%減らすくらいが、デリバリーを失った気がしないまま、明細で違いを感じられる幅です。今の月額が36,000円なら、上限25,000円で月11,000円、年に13万円以上が戻ってきます。

次に、月の上限を4.33で割って週の上限にします。月25,000円なら週に約5,800円。さらに週を回数に変えます。ふつうの注文が2,800円なら、週に2回です。これで予算は数字ではなく、守りやすいシンプルなルールになりました。週2回。

その2回の曜日を前もって決めておきましょう。火曜日が来て、その日が注文の日でなければ、もう決まっていることです。その場で気合いで欲求に勝つ必要はありません。

ステップ3: 毎日の昼ごはんは別枠に

同じ予算の中で、二つのまったく違うものを混ぜている人は多いものです。金曜のピザのような楽しみの注文と、職場での昼のお弁当のような必要な注文。どちらも同じアプリから出ていきますが、理屈は正反対です。

分けて考えましょう。毎日の昼ごはんは金額の予測がつくので、固定費として専用の上限を持たせる価値があります。SemFoodの架空のカタログでいえば、弁当や洋食のジャンル、たとえばハンバーグ弁当が1,190円前後の洋食弁当 ひまわり亭が、そういう注文をよく表しています。定番の一食、安定した値段、驚きなし。週の上限で管理するのは、楽しみの注文のほうです。

分けることで、ピザを入れるために必要な昼ごはんを削る(あるいはその逆の)わなを避けられ、お金が本当はどこに行っているのかが見えるようになります。

ステップ4: はみ出した週にすること

そういう週は必ず来ます。誕生日、最悪な一日、来客。大事なのは、翌週をゼロ回にして取り返そうとしないことです。それはたいてい逆効果になります。はみ出したことを受け入れて、記録して、翌週からルールに戻る。悪い一週間を生き延びる予算は、最初の一週で壊れる完璧な予算より価値があります。

はみ出すのが当たり前になっているなら、上限が今の暮らしに対して低すぎます。少し上げて、もう一度。目標は感心する予算ではなく、守れる予算です。

SemFoodから借りられる考え方がひとつあります。SemFoodでは一人ひとりに1日の架空の予算(無料プランで4,500円分)があり、注文が枠を超えそうになるとアプリが知らせます。上限を禁止ではなく「枠」と考えると、それとの関係が変わります。SemFoodでは何も請求されず、何も届きません。本物の予算では、その枠が月の残りを守ってくれます。

今日、二つの数字から始める

機能するデリバリー予算は一文に収まります。「週に何回、いくらまで頼む」。そこにたどり着くには、今のペースを計算ツールに入れ、一部を削り、曜日を決めること。ほかの日に、選んで見守るだけの欲求が来たら、SemFoodのお店を眺めるか、プランの違いを見てみてください。

デリバリーには月いくら使うべき?

全員に正しい金額はありません。今の金額から出発して、最初の月は25%から35%減らしてみてください。デリバリーをやめずに、明細で違いを感じられる幅です。

月の上限を週の上限にするには?

4.33で割ります。月25,000円なら週に約5,800円、2,800円の注文なら週2回です。

昼のお弁当の出前も同じ予算に入れる?

分けるのがおすすめです。毎日の昼は予測できる固定費で、週の上限で管理するのは楽しみの注文です。

ある週に上限を超えたら?

翌週をゼロ回にして取り返そうとしないこと。記録して、翌週からルールに戻ります。いつも超えるなら、上限が低すぎます。